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広東省科学技術庁・近畿経済産業局 MOU交換および日中環境・省エネ技術ワークショップ開催
2016年3月16日、広東省広州市おいて、近畿経済産業局と広東省科学技術庁が政府間協力文書(MOU)を締結し、環境と省エネルギー分野での技術協力や情報交換を進めることとなりました。
この取り組みは、2015年11月に広東省科学技術庁・科技合作処処長が近畿経済産業局通商部を表敬訪問した折、同局に対して先進技術導入のための協力関係を構築したい旨の提案を受け、日本側はTeam E-Kansaiの会員企業を主軸として、環境・省エネ分野に焦点を当てた取り組みを進めることになったものです。
具体的には、日中が共同でマッチングした協力案件について、双方の専門家による検討委員会を設けて審査し、広東省の環境問題を解決するために創出されたプロジェクトに対して、中国側が独自に設けた補助金を交付することが計画されています。当面の中国側の予算規模は一案件50万~100万元(1元≒17円程度:2016年4月現在)で、年間5件~10件のプロジェクトを採択する予定です。
このMOU締結に併せて、Team E-Kansaiでは、同日午後から、同会場にて「日中環境・省エネ技術ワークショップ」を開催し、日本から参加の企業5社による技術プレゼンテーションを実施するとともに、中国側企業24社と商談会を行いました。
また、従前から環境・省エネ分野での協力実績を有する、佛山市南海区環境保護産業協会とTeamE-Kansaiの間でも、協力関係を維持・発展させるため文書を交わすとともに、3月17日には主要メンバーが鄭南海区長を表敬訪問し、意見交換を行いました。
今回実施したイベントの概要は下記のとおりです。
(広東省科学技術庁と近畿経済産業局、佛山市南海区環境保護産業協会とTeamE-Kansai における文書交換の様子)
(日中環境・省エネ技術ワークショップにおける商談会) (鄭南海区長を表敬訪問)